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広島産の八反35号は生産量も少なく、造りも困難なため、全国的にも広島県の蔵以外では、あまり使われておりません。志太泉では1960年代に使われておりましたが、その後は、使用されておりませんでした。しかし昨年度より再び、山田錦の純米吟醸とは一線を画する酒として復活しました。広島産八反と静岡県流の酒造りと金沢酵母の使用は究極のミスマッチにも思えますが、広島型の八反純米吟醸とも静岡県型の純米吟醸とも異なる不思議な味わいを持つ酒です。
酸がやや高くまた酸の組成が通常の酒と異なります。まだずいぶん固い酒で味がそれぞれに主張しているという印象がありましたが、瓶詰後、時間の経過によって味につながりやまとまりが感じられるようになってきました。また温度を暖めると味わいも拡がります。
(データはH15BY) |